すでにサイトをお持ちのお客様からホームページのリニューアルやLP作成のご依頼があった際、ご契約中のサーバー情報をご用意して頂きますが、その際に「FTP情報をお知らせ下さい。」とお伝えすると、「FTP情報って何ですか?」という質問がよく返ってきます。

WEB知識としては初歩的なことですが、お客様からの質問に分かり易くお答えできるよう簡単な説明をまとめたいと思います。

FTPとは「File Transfer Protocol」の略で直訳するとファイル転送プロトコルになるのかな?

解り易く言うとサーバーとパソコンの間でファイルの送受信をする通信規格のことです。

サーバーを土地に、ホームページをお家に例えたとしたら、別の場所で組み立てたパーツをお家に運んだり、修理したい家具などを修理工場に持ち出したりする運搬の仕組みがFTPといったところでしょうか。

FTP情報をどうやって使う?

ファイルの送受信を行うためにはFTPクライアント(ソフト)を使用します。いろんなソフトがあると思いますが、MACユーザーも使えるFileZillaが一般的だと思います。

FileZillaの概要はこちら

ソフトを使ってサーバーにFTP接続するには下記3つの情報が必要となります。

・ホスト名 (FTPサーバー名)
・ユーザー名 (アカウント)
・パスワード

FTP情報をお知らせ頂く場合、レンタルサーバーによって名称が違うことがありますが、FTP情報が記載している箇所をそのままコピペでお知らせ頂ければ問題ないと思います。

まとめ

パソコンで新たに作成したページや画像のファイルはサーバーへアップロードしないとホームページ上に公開されません。また、すでに公開されているページなどを編集する場合もサーバーへアクセスして上書きします。FTP (ファイルの送受信) はWEB制作には欠かせない手段です。

FTP接続をしなくてもページの更新など簡単にできるCMSが普及してますが、まだまだ制作サイドでは重宝されている技術と言えるのではないでしょうか。